クラウド顧問

 従来の顧問税理士は月に一度会社に訪問するスタイルが一般的でした(月次監査と呼んだりします)。

 しかし、事業を開始したばかりの会社に毎月の訪問は必要ありません。また、一定の処理を会社の内部で処理できる場合も記帳チェックするだけの訪問は必要ないかも知れません。

 そこで、クラウド会計システムを利用してコミュニケーションをとるクラウド顧問契約を希望される方が増えています。

クラウド顧問のメリット

 クラウド顧問契約のメリットは、会社の方と税理士が移動時間などを無駄にせずに必要な作業を効率よくこなすことができる点です。

 その分本業に専念することができます。また、アカウントなどの設定をしてしまえば、税理士と会社がタイムリーに状況を把握することができます。

クラウド顧問のデメリット

 毎月の処理が問題なくこなせるようになった時、かつ、会社が当初のステージと変わってきている時、色々な会社を見てきている税理士からアドバイスが欲しくなるケースも発生してくると思います。

 しかし、処理以外は契約外、会社も事務所も効率のみに重きが置かれ顧問の税理士としては満足できなくなる局面も出てくるケースが生じる場合があります。

クラウド顧問のバランスの取れた使い方

 基本的には処理を単純化、簡便化して業務を効率化することに専念して、余計なお金をかけない場合にクラウド顧問の契約をされたらいいかと思います。

 そして、いざという時には別契約で重点的に体制の見直しや資金調達などのアドバイスをしてもらえるような税理士を予め選んでおくことをおススメ致します。

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